昭和寅次郎の昭和レトロブログ

昭和を知らない世代による昭和レトロ、昭和芸能のブログです!

キャピキャピしてる娘?のアイドル観を変えた山口百恵さんの衝撃

 

アイドルはキャピキャピした女の子?

 

今回は思いっきり自分語りをさせてください(笑)

たまにはいいかなぁと思いますし

昭和世代の方とお話をするときに

どうして今の芸能人じゃなくて

昔の人が好きなの?とよく聞かれますし

昭和を知らない世代の目には

昭和の芸能人はこんな風に映るのか

へぇ~という気楽な気持ちで読んでいただけたら

と思います

 

私には青春時代のアイドルというのがいません

それは昭和好きになったのは

社会人になってからで

また学校時代に活躍していた

アイドルさんが皆さんキャピキャピした女の子

または女の子たちの集団という感じで

落ち着いた雰囲気の女性がタイプだった私には

響かなかったのです

 

なので私の中でのアイドルのイメージは

「キャピキャピした女の子」で

「可愛さ優先で歌唱力は二の次」だなぁ

という印象もありました

 

ところが昭和好きになると…

 

山口百恵さんが私の「アイドル観」を変えた

 

最初に聴いた昭和のアイドルは

あの伝説の山口百恵さんでした

最初に手に取ったのはベスト盤でした

 

 

それを聴いたら

デビュー曲の「としごろ」のような

昭和アイドルソング風の曲から

秋桜」のようなフォークソングから

「ロックンロール・ウィドウ」のような

ロック系の曲まで多彩な楽曲を

さまざまな歌唱法で歌い分ける歌唱力に

驚かされました

何て歌が上手いんだ!と

衝撃を受けました

 

特に衝撃を受けたのはこの曲です

 


www.youtube.com

 

このようなロックナンバーを

ちゃんとロックした歌い方で

歌い上げるアイドルがいるのか!と

驚かされました

それまで見たことがないタイプの

アイドルでした

 

百恵さんは可愛くて美しくてカッコいい!

 

お顔立ちは可愛く美しく

でも歌うと「バカにしないでよ~♪

はっきりカタをつけてよ~♪」と

ツッパリ気味にカッコよくキメる

そのクールな姿は可愛くてカッコいい!と

もう百恵さんの魅力の虜になりました

 

 

一口にアイドルといっても多種多様!

 

それから私はさまざまな昭和アイドル歌手を

次々と知っていきました

 

「17才」でデビューした南沙織さんは

当時の映像を見ると

とても10代とは思えない落ち着きぶり

 

中森明菜さんは百恵さんに通じる

クールさを持っていながらも

独特の存在感があって

またいろいろなタイプの楽曲を

歌いこなす高い歌唱力をお持ちで

これまた衝撃でした

 

「何だ!アイドルはキャピキャピばかり

でもないのか!」と

いつしか私のアイドルのイメージは

「アイドルといっても多種多様」

「時代とともに変化している」

というものに変わりました

 

今では昭和アイドルに夢中です(笑)

CDやレコードやプロマイドやグッズを集めたり

何だか青春が遅れてやってきたような感じです

 

(15歳のときの写真です。アイドルらしい笑顔弾ける可愛らしい姿ですね!)

 

(同じく15歳のときの写真で、こんなにも大人びたショットもあります

この色気、とても15歳には見えませんよね。百恵さん、恐るべし!)

 

百恵さんに話題を戻しますが

楽曲や歌唱力だけでなく

さらなる衝撃が待っていました

それはあのマイクを置いて去った伝説の…

 

ラストコンサートのMCにビックリ仰天!

 

1980年10月に日本武道館で行われた

百恵さんのラストコンサートは

「幸せになります」という言葉とともに

最後にマイクを置いて去っていったことは

当時を知る昭和世代の方や

昭和好きの若い方には有名ですよね

 

 

あのコンサートでは曲の合間のMCで

「青春とは何か」「引退する心境」

「女であることが誇り」「幸せは一つで十分」

といった普通の大人の方でも

なかなか話せないであろう深い内容のお話を

丁寧にお客さんに語りかける

その落ち着きぶりがとても21歳とは思えず

ビックリ仰天しました

 

また「横須賀ストーリー」のエピソードでは

お客さんを笑わせる場面もあり

「百恵さんは笑わせることもできるのか!」と

コンサートの映像を見た当時

画面上の百恵さんより年上だった私は

驚きと同時に落ち込みもしました(笑)

あぁ私は何て子どもっぽいのだろうと(笑)

 

短くも濃密な芸能生活

 

百恵さんの芸能生活は8年間

その期間に22枚のオリジナルアルバムを発売

コンサートも行う傍ら

女優さんとしても映画にドラマに大活躍!

そして皆さんご存知の三浦友和さんとの恋も

プライベートではあり…

 

(映画「絶唱」より)

 

何という濃密な芸能生活でしょう!

忙しすぎて目が回るようなことは

なかったのでしょうか(笑)

8年間でこの活動量は

もはや一生分働いたようなものですよね

 

ただただ驚嘆するのみです!

 

特に好きな曲、アルバムは…

 

特に好きな曲というのは

大ファンなので選べません(笑)

衝撃という意味では

前述の「ロックンロール・ウィドウ」

になりますが

 

特に好きなアルバム曲ならば

「ラストソング」「陽のあたる坂道」

「This is my trial」「想い出のストロベリーフィールズ

などなどですがやはり挙げれば

キリがありません

 

百恵さんは上の世代の方と共通の話題になる!

 

百恵さんに限らずなのですが

1970年代以降に活躍された

昭和の芸能人に関しては

職場で上の世代の方’(特に50代)

とお話しするなかで共通の話題となり

打ち解けるきっかけとなりました

おかげでお仕事をする上でも

役に立ちました

 

今では上の世代の方との方が

接しやすくなってしまったほどです

 

最近は若い世代とも共通の話題を持たなければ…

と少し焦り始めています(笑)

 

キルト作家としての腕前も一流!

 

引退後はキルト作家「三浦百恵」として

密かに活動し、作品集も出版されて

私は買いました

キルトに詳しくはないのですが

その作品群のデザインや色合いの美しさは

もう思わず見とれてしまうほど

素人でも私から見ても

その腕前は一流であることはわかります

 

もうすぐ誕生日!

 

百恵さんは1月17日に誕生日を迎えます

生まれてきてくれてありがとう!

たくさんの作品を残してくれてありがとう!

という感謝の気持ちでいっぱいです

 

そして友和さんや息子さんやお孫さんと

幸せな時間をお過ごしください

 

Thank you for everythig, Momoe-san!

 

ということで今回は

山口百恵さんとの衝撃的な出会いの

お話でした

 

px.a8.net

 

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